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NO.297号 平成24年2月号(平成24年2月29日配信)
WEB版 阿波の国保 (2012年2月29日配信)
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☆国保制度改善強化全国大会 ☆連合会の動き ・徳島県国保運営協議会会長連絡協議会 ・第51回全国国保地域医療学会 ☆数字で見る国保医療費の動き(平成23年9月~平成23年11月審査分) ☆連合会日誌
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国保財政基盤強化策など8項目を決議 -国保制度改善強化全国大会-
平成23年12月1日、東京・日比谷公会堂で国保制度改善強化全国大会が開催され、徳島県からは各市町村長をはじめ14人が出席しました。大会では国保財政基盤強化策の恒久化と国庫負担の拡充・強化や医療保険制度の一本化の早期実現など、7項目の決議を満場一致で採択しました。また東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、保険者の安定的な運営に長期の財政支援を求める3項目の特別決議も満場一致で採択しました。 大会終了後、関係省庁・国会議員等へ決議の実現を求めた陳情行動を展開し、本会から川原義朗幹事(東みよし町長)と野見山事務局長が衆議院第2議員会館への代表陳情を、西成常務外3人が地元選出国会議員への陳情を行いました。
≪大 会 決 議≫ 1.医療保険制度の一本化を早期に実現すること。 1.社会保障と税の一体改革の推進にあたっては、これまでの国保財政基盤強化策を恒久化するとともに、国庫負担の拡充・強化を行うこと。 1.国保制度及び高齢者医療制度の見直しにあたっては、地方自治体の意見を十分に尊重し万全の措置を講じること。 1.特定健診・保健指導の円滑な実施のため、保健師等の人材確保と財政措置を講じるとともに、実施率等による加算・減算措置を撤廃すること。 1.医師確保等対策を強力に推進し、地域医療体制の充実強化を図ること。 1.被保険者資格の適用適正化を推進するため、資格喪失情報の届出を義務化すること。 1.国民健康保険組合の健全な運営を確保すること。 ≪東日本大震災に関する特別決議≫ 1.被災した保険者が安定した国保運営を図るため、十分な財政措置を長期的に講ずること。 1.東日本大震災で被災した国保診療施設の復興・再生のために、十分な財政措置を講ずること。 1.被災地の医師確保対策を強力に推進し、将来においても医師不足とならないよう、社会全体で支える仕組みを構築すること。 |
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徳島県から6題の研究発表 ―第51回全国国保地域医療学会―
11月11日、12日に高知県高知市で、「志・絆・扶 龍馬の心土佐にあり~地域包括医療・ケア医新」をメインテーマとして、全国国保地域医療学会が開催されました。 特別講演では株式会社 ミキハウス人事部長の坂本達さんより「Catch Your Dreams 夢への挑戦~『生かされてきた』ことへの感謝をこめて~」と題して講演がありました。 国保直診開設者サミットは「「開設者の本音と決意」~おらんくの地域医療」をテーマに催され、4人の発言者が厚生労働省保険局国民健康保険課長の濵谷 浩樹さん、卒後臨床研修評価機構専務理事の岩﨑栄さんの助言を交え、新しい地域包括ケアについて意見交換を行いました。 徳島県からは徳島県国保診療施設運営協議会の五軒家憲次会長(海陽町長)をはじめ、62人が出席し、6人が研究発表を行いました。
<研究発表テーマと発表者>
美波町国民健康保険由岐病院 本田 壮一 「東南海・南海地震に備えるー地域包括ケアの実践へー」
海陽町国民健康保険宍喰診療所 白川光雄 「PT-INR小型測定装置を用い出血性イベントを診断・予防した5例」
つるぎ町立半田病院 筒井 美沙 「縫合糸(針なし)収納用ポケット作成によりスムーズな糸渡しを目指して」
つるぎ町立半田病院 喜多 希久子 「口腔ケアプロトコール使用による口腔内環境の改善に取り組んで」 国民健康保険勝浦病院 小岸 眞由美 「地域連携における当院の役割」 つるぎ町立半田病院 長谷 佳美 「当院における頸部血管超音波検査について」
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国保制度の運営の長期的な安定をめざす ―徳島県国保運営協議会会長連絡協議会―
平成24年1月30日、徳島グランヴィリオホテルで市町村保険者の国保運営協議会会長・委員及び国保関係者を対象に徳島県国保運営協議会会長連絡協議会を開催し、22保険者35人が出席しました。この協議会は、国保制度の運営の長期的な安定と地域医療の充実をめざし、国保をめぐる諸情勢や課題等の共通認識を図ることを目的に毎年実施しています。 主催者の本連絡協議会小林昌子会長は「国民健康保険制度は 関係者の長年にわたる努力により地域住民の健康の保持増進に大きな役割を果たしてきた。国保制度を取り巻く環境は急速な少子高齢化よる超高齢化社会の進展、経済不況による構造的な問題もあり、極めて厳しい状況となっている。今後の医療保険制度で様々な改革が実施される方向で進んでおり、誰もが安心して良質な医療を受けられる国民皆保険体制を守っていくことが重要になる」と挨拶しました。 続いて、徳島県保健福祉部長寿保険政策局 武田吉弘局長、徳島県国民健康保険団体連合会 原秀樹理事長から挨拶をいただきました。 講演では、読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんが「二〇一二どうなる日本の政治」と題し、政局の展望や震災時の政治の役割などについて、政治記者としての経験談を交えながら詳しく解説しました。続いて、国民健康保険中央会の柴田雅人理事長が「国保をめぐる諸情勢について」と題して講演を行い、社会保障と税の一体改革や国保法の改正について、制度改正の目的や議論経過を説明しました。
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数字で見る国保医療費の動き(平成23年9月~23年11月審査分)
連合会日誌(平成23年11月1日~平成24年1月31日)