阿波の国保 NO.307号 平成26年8月号
WEB版 阿波の国保
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☆ 徳島県国保連合会臨時総会 ☆ 徳島県国保診療施設運営協議会総会 ☆ 四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保事務担当者研修協議会 ☆ 第三者行為求償事務研究会 ☆ 国保診療施設事務部会 ☆ 数字で見る国保医療費の動き(平成26年3月~平成26年5月審査分) ☆ 国保連合会日誌(平成26年5月1日~平成26年7月31日)
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平成25年度事業報告・各会計決算など可決・承認
―徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会―
平成26年7月25日、国保会館で徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会が開催されました。 はじめに、原秀樹理事長から「国民健康保険制度は制度創設以来、地域住民の健康保持増進はもとより福祉の向上にきわめて重要な役割をはたしてきたが、保険財政は依然として危機的な状態にある。 昨年8月に出された社会保障制度改革国民会議の報告を受け『持続可能な社会保障制度の確立を図るための改革の推進に関する法律』いわゆる『プログラム法』が12月に成立した。今後は、国民健康保険に対する財政支援の拡充や都道府県と市町村の役割分担等を含む国保の保険者運営等のあり方に関する法律案、保険給付の対象となる療養の範囲の適正化等に関する法律案が国会に提出される予定となっている。 一方、規制改革会議においては、審査支払機関の役割分担の見直しや保険者による直接審査等の検討が進められている。 本会としては、保険者の共同目的を達成するため、画面審査システムによるチェック項目の拡充や一次審査における審査の充実強化を図ると共に、『国保総合システム』や『保険者レセプト管理システム』の運用開始に加え、医療介護情報の統合的な利用・活用を容易にするために『国保データベース(KDB)システム』の本稼働に向けた準備を進めてきた。」と挨拶がありました。 続いて、健康家庭表彰(徳島県知事表彰)として18保険者176世帯が、優良職員表彰(国保連合会理事長表彰)として4保険者8人がそれぞれ表彰されました。 徳島県保健福祉部長寿福祉局の中本局長の来賓挨拶の後、議長に原理事長を選出し、議案審議が行われました。提出した平成25年度事業報告並びに各会計の歳入歳出決算の認定、平成26年度予算補正等はいずれも原案どおり可決・承認されました。
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平成26年度事業計画など可決・承認
―徳島県国保診療施設運営協議会総会―
平成26年6月7日、国保会館で徳島県国保診療施設運営協議会総会が開催されました。 はじめに中田丑五郎会長から「国保診療施設は地域住民の医療の確保や健康の保持増進に重要な役割を担っている。早くから医療と保健及び介護サービスを一体的に提供する『地域包括ケアシステム』を実践し、医療費の適正化はもとより、地域医療の体制整備にも大きく貢献しているところである。 しかしながら、医師・看護師不足の問題、施設の再編・統合問題、財政運営の問題等依然として厳しい状況が続いている。 高齢社会になり過疎が進む中で、地域住民のニーズは、住民がその地域で生活し一生を過ごす事ができる、安心・安全の確保であろうと思う。そうした意味で、これまでも予防と医療を一体的に提供してきた国保直診の果たす役割りは、これからもますます大きくなるものと考えられる。 今後とも、関係者の総力を結集し、直面する課題を克服しながら、住民が安心して生活できる環境を確保していかなければならないと考えている」と挨拶がありました。 来賓挨拶を徳島県保健福祉部長寿福祉局長寿保険課医療介護連携担当の麻植塚佳彦室長からいただき、その後、議案審議が行われました。平成25年度事業報告並びに歳入歳出決算の認定、平成26年度事業計画と予算はいずれも原案どおり可決・承認されました。 総会に引き続いて行われた国保診療施設医師部会・事務部会合同会議では、第38回徳島県国保診療施設地域医療学会のメインテーマや運営方法等について協議されました。
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国民健康保険の現状と課題について協議 ―四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保担当者研修協議会―
平成26年5月14日、愛媛県のえひめ共済会館において四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保担当者研修協議会が開催されました。 この研修協議会は四国地方国保協議会の主催で、各県持ち回りで開催しています。 愛媛県国保連合会の篠崎泰男常務理事から当番県挨拶があった後、厚生労働省保険局国民健康保険課の内垣安英国民健康保険指導調整官から、「国民健康保険の現状と課題」と題して講演が行われました。講演では、社会保障・税一体改革と国民会議や医療保険制度を巡る課題などについて説明がありました。 その後、厚生労働省の、内垣安英国民健康保険指導調整官、愛媛県保健福祉部管理局の名倉英雄保健福祉課医療保険室国保係係長と渡部和枝国保係専門員を助言者として、各市町村からの提出議題について協議しました。○国保運営の都道府県化について、○国民健康保険の広域化について、○保険財政共同安定化事業の対象医療費の拡大に伴う拠出金の相殺処理について、○第三者行為による求償額の範囲について、それぞれ協議が行われました。四国4県の出席者からは、取組みの状況や諸問題に対し活発な意見交換がなされました。
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求償をめぐる問題点について学ぶ
―第三者行為求償事務研究会―
平成26年7月17日、国保会館で第三者行為求償事務研究会が開かれました。この研究会は、国民健康保険給付費の適正化の重要な柱のひとつである第三者行為求償事務の実務と手続きについて、担当職員の資質の向上を図ることを目的として毎年開催されています。 損害保険料算出機構徳島自賠責調査事務所の藤永一輝所長を講師に招いて、「自賠責保険(共済)損害調査のしくみ」と題した講演が行われました。 講演の後、国保連合会から委託書提出時の留意点について、資料「第三者行為求償事務ハンドブック(平成26年度版)」を基に説明を行い、委任状及び委託関係書類を迅速に提出いただくよう協力を求めました。
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国保診療施設事務部会
―台風のため中止―
平成26年7月10日~11日、上勝町で国保診療施設事務部会が開催される予定でしたが台風8号接近による暴風雨のため中止になりました。
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数字で見る国保医療費の動き(平成26年3月~平成26年5月審査分)
国保連合会日誌(平成26年5月1日~平成26年7月31日)