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NO.293号 平成23年2月号(平成23年2月28日配信)

 WEB版 阿波の国保 (2011年2月28日配信)

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☆国保制度改善強化全国大会
☆連合会の動き
・徳島県国保運営協議会会長連絡協議会
・第11回徳島県保険者協議会並びに研修会
☆数字で見る国保医療費の動き(22年9月~22年11月審査分)
☆連合会日誌

国保財政基盤強化策など8項目を決議
―国保制度改善強化全国大会―

 平成22年12月2日、東京・日比谷公会堂で国保制度改善強化全国大会が開催され、徳島県からは各市町村長をはじめ11人が出席しました。大会では医療保険制度の一本化の早期実現をはじめ、従来の枠を超えた国庫負担割合の引き上げなど8項目の決議を満場一致で採択しました。
大会終了後、関係省庁・国会議員等へ決議の実現を求めた陳情行動を展開し、本会から西成常務理事と本会職員が衆議院第2議員会館への代表陳情を、野見山力事務局長外2人が地元選出国会議員への陳情を行いました。

≪大会決議≫
1.医療保険制度一本化の早期実現
1.新たな高齢者医療制度の構築で、国保財政の負担増と国民に混乱を招かないよう地方自治体の意見を十分尊重し、万全の措置を講じる
1.高額医療費共同事業・保険基盤安定制度・財政安定化支援事業など国保財政基盤強化策の拡充強化と、従来枠を超えた国庫負担引き上げの検討
1.特定健診・保健指導の円滑な推進へ保健師等の人材確保と財政措置
1.地域医療体制の充実強化で医師や看護師等の絶対数の確保、地域偏在の解消、総合医の育成
1.診療報酬体系の合理化の推進
1.被保険者資格喪失情報届出の義務化
1.国保組合の健全な運営の確保

国保制度の運営の長期的な安定をめざす
―徳島県国保運営協議会会長連絡協議会―


平成23年1月31日、徳島グランヴィリオホテルで市町村保険者の国保運営協議会会長・委員及び国保関係者を対象に徳島県国保運営協議会会長連絡協議会を開催し、19保険者31人が出席しました。この協議会は、国保制度の運営の長期的な安定と地域医療の充実をめざし、国保をめぐる諸情勢や課題等の共通認識を図ることを目的に実施しています。
 主催者の本連絡協議会齋藤昇会長は「国民健康保険制度は、関係者の長年にわたるご努力により地域住民の健康の保持増進に大きな役割を果たしてきた。国保制度を取り巻く環境は、急速な少子高齢化による超高齢化社会の進展や経済不況など被保険者の多くが高齢者や低所得者などで占めるという構造的な問題もあり、極めて厳しい状況となっている。今後とも誰もが安心して良質な医療を受けられる国民皆保険体制を守っていくことが重要である」と挨拶しました。
 続いて、徳島県保健福祉部長寿保険政策局国保長寿医療課 赤星成雄課長、徳島県国民健康保険団体連合会 原秀樹理事長から挨拶をいただきました。
 講演では「だれにでもできるアンチ エイジング‥いつまでも元気」と題して保健学博士・ヘルスケアカウンセラーの石井苗子さんから、「国保をめぐる諸情勢について」と題して国民健康保険中央会 田中一哉常務理事からそれぞれ講演を受けました。

特定健診・特定保健指導の現状について学ぶ
―徳島県保険者協議会並びに研修会―


 平成23年2月8日、国保会館で第11回徳島県保険者協議会並びに研修会が開催されました。
報告事項として①平成22年度徳島県保険者協議会事業経過報告について、②平成22年度徳島県保険者協議会会計経過報告について、協議事項として①平成23年度徳島県保険者協議会事業計画(案)について、③平成23年度徳島県国民健康保険団体連合会保険者協議会関係業務特別会計歳入歳出予算(案)について、事務局より提案され、原案通り可決・承認されました。
研修会では、厚生労働省保険局国民健康保険課の齋藤専門官より「特定健診・特定保健指導の現状」と題して講演を受けました。
 続いて、健保組合、共済組合、協会健保、国保組合、市町村国保の各保険者から、平成21年度の特定健診・特定保健指導の実施状況についての報告を受けました。

数字で見る国保医療費の動き(平成23年9月~22年11月審査分)

連合会日誌(平成22年11月1日~平成23年1月31日)