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NO.292号 平成22年11月号(平成22年11月30日配信)
WEB版 阿波の国保 (2010年11月30日配信)
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☆第34回徳島県国保診療施設地域医療学会 ☆厚生労働大臣・国民健康保険中央会表彰 ☆「第23回国保被保険者健康づくり推進作品」入賞者発表 ☆連合会の動き ・第50回全国国保地域医療学会 ・第27回「健康な町づくり」シンポジウム ・平成22年度全国市町村国保担当主管課長研修協議会 ☆ 数字で見る国保医療費の動き(22年6月~22年8月審査分) ☆ 連合会日誌
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第34回徳島県国保診療施設地域医療学会 -地域の医療・ケアを守るために-
平成22年10月24日、「地域医療を支える国保直診の取り組み」をテーマとして、第34回徳島県国保診療施設地域医療学会が開催されました。この学会は地域医療及び地域包括ケアの実践の方途を探求するとともに、相互理解と研鑽を図ることを目的とし、国保直診関係者ら173人が出席しました。
開会式 開会式では、徳島県国保診療施設運営協議会 五軒家憲次会長(海陽町長)、全国国保診療施設協議会徳島県支部 三村經夫支部長が主催者あいさつし、徳島県知事 飯泉嘉門(代読 保健福祉部長寿保険政策局国保長寿医療課長)、徳島県国民健康保険団体連合会 理事長 原秀樹(代読 国保連合会常務理事)から来賓あいさつがありました。
パネルディスカッション 「地域医療を支える国保直診の取り組み」をテーマに、司会者を本田壮一由岐病院長、白川光雄海陽町宍喰診療所長として、3人のパネラーが意見を述べ、出席者も含めて意見交換を行いました。 岩﨑丈紘徳島大学医学部医学科生からは地域医療研究会としての学生活動について、三村經夫つるぎ町病院事業管理者からは半田病院での医師確保の取り組みについて、八幡道典徳島県保健福祉部医療健康副総局長からは医療の現状と課題、地域医療再生に向けての取り組みについて、それぞれの立場から発表が行われました。
特別講演 赤木重典京丹後市立久美浜病院副院長が「地域医療の輝く未来のために」と題して講演を行いました。 地域医療の輝く未来を再構築するために克服する課題として、医師不足や絶対的な人材不足への対応と市町村合併により急激に拡大したエリアを地域包括医療・ケアをどう浸透させるか、また、日本の医療には地域特性があり、都市部やへき地の医療崩壊問題があり、医師を迎え入れる環境整備や病院と施設の連携を行い、地域医療を確立していくことが重要と話されました。 研究発表
研究発表Ⅰ |
座長 那賀町国民健康保険木沢診療所 所長 宮城 亮 |
医師部門 |
当院に於ける悪性疾患診療について |
那賀町立上那賀病院 鬼頭 秀樹 |
放射線部門 |
インプラント施行前CT検査法について~病院と歯科クリニックの連携~ |
三好市国保三野病院 金丸 友也 |
MSW部門 |
退院支援における医療ソーシャルワーカーの役割とは |
つるぎ町立半田病院 井口 真佐美 |
薬剤部門 |
病院主導による後発医薬品使用促進に向けた取り組み |
つるぎ町立半田病院 木藤 一美 |
救急体制部門 |
僻地医療機関における救急体制の見直しについて |
那賀町国保木沢診療所 新田 洋二 |
研究発表Ⅱ |
座長 海陽町国民健康保険海南病院 看護師長 中西 弘子 |
リハビリテーション部門 |
当院のリハビリテーション室に関する調査と検討 |
三好市国保市立三野病院 井村 佳代 |
リハビリテーション部門 |
最新物理療法の紹介 |
国民健康保険勝浦病院 澤 美和 |
看護師部門 |
外来看護のあり方~患者指導の充実~ |
国民健康保険勝浦病院 泉原 孝子 |
看護師部門 |
末梢カテーテルにおける生食ロック開存率の調査 ~Jループを導入して~ |
つるぎ町立半田病院 谷 妃呂子 |
看護師部門 |
アクションカードを使用して地震災害直後の動きを考える |
海陽町国保海南病院 亀川 典代 |
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永年の功績により晴れの栄誉に輝く 平成22年度厚生労働大臣表彰・国民健康保険中央会表彰者
厚生労働大臣表彰
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徳島県国民健康保険診療報酬審査委員会委員 七條 文雄
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国民健康保険中央会表彰
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徳島県国民健康保険診療報酬審査委員会委員 片岡 善彦
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徳島県国民健康保険団体連合会介護給付費審査委員会委員 佐藤 修斎
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徳島県国民健康保険団体連合会介護給付費審査委員会委員 桝田 和平
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徳島県国民健康保険団体連合会介護給付費審査委員会委員 日開野 博
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徳島県国民健康保険団体連合会介護給付費審査委員会委員 井内 光子
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徳島県国民健康保険団体連合会介護給付費審査委員会委員 長野 貴
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第23回国保被保険者健康づくり推進作品 -「ポスター・標語」 入賞作品決定-
本会では、県内の国保被保険者の健康づくり推進の一環として、「健康」をテーマに「徳島県国保被保険者健康づくり推進作品」を県内小学校の児童を対象に、ポスター・標語の募集を行っています。 第23回となった今回は、ポスター99点、標語425点の応募があった。 「自分の健康は自分で守る」そのためにどのようなことを心がけているのか、どのように心がけるのか、応募していただいた児童の皆さんが考え、思ったことがいきいきと表現されている力作が寄せられました。今回は、新型インフルエンザ対策としての、手洗い・うがいを呼びかける作品が多数見られました。 選考会を9月17日に国保会館で行い、ポスターの部最優秀には一条小学校4年 高垣鈴香さん、標語の部最優秀には鳴門東小学校1年 福池陽菜さんの作品が選ばれました。最優秀作品については、国保被保険者の健康づくりに対する意識の高揚を図ることを目的に、本会の広報活動や保健事業に幅広く活用されます。 なお、12月27日、28日に徳島市「あわぎんホール(徳島県郷土文化会館)」で作品展を開催し、入賞者の表彰式を行います。
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徳島県から7題研究発表 ―第50回全国国保地域医療学会―
10月8日、9日に京都府京都市で、「悠久の都で地域包括医療・ケアの真髄を究める~思いやりの心 京から発信~」をメインテーマとして、全国国保地域医療学会が開かれた。 特別講演では京都大学名誉教授・財団法人先端医療振興財団理事長の井村裕夫さんより「超高齢化社会を迎える我が国の医学・医療の課題」と題して講演がありました。 国保直診開設者サミットは「国保直診が輝くために~目指すもの、期待されること~」をテーマに催され、4人の発言者が厚生労働省保険局国民健康保険課長の伊藤義典さん、東京女子医科大学教授・国際医療福祉大学大学院教授の渡邉俊介さんの助言を交え、新しい地域包括ケアについて意見交換を行いました。 徳島県からは全国国民健康保険診療施設協議会徳島県支部長三村經夫(つるぎ町病院事業管理者)をはじめ、22人出席し、7人が研究発表を行いました。
<研究発表テーマと発表者> |
美波町国民健康保険由岐病院 医師 本田 壮一 「持続可能な地域医療をめざして(5年間の経験より)」 |
つるぎ町立半田病院 臨床工学技士 福原 正史 「腹水濾過濃縮再静注法(CART)の簡略化と発熱軽減の検討」 |
つるぎ町立半田病院 薬剤師 木藤 一美 「病院主導型後発医薬品使用促進へ向けての取り組み」 |
つるぎ町立半田病院 医療ソーシャルワーカー 井口 真佐美 「退院支援における医療ソーシャルワーカーの役割とは」 |
つるぎ町立半田病院 医師 三村 經夫 「中小病院での医療クラーク導入」 |
国民健康保険勝浦病院 看護師 久保 君代 「外来看護のあり方~患者指導の充実~」 |
つるぎ町立半田病院 看護師 谷 妃呂子 「末梢カテーテルにおける生食ロック開存率の調査~Jループを導入して~」 |
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第27回「健康な町づくり」シンポジウム -健康な町づくり事業の発展向上を-
8月26日に九段会館で、厚生労働省と国民健康保険中央会の共催で全国の市町村関係者が集まる中、第27回「健康な町づくり」シンポジウムが開催されました。 主催者を代表して、厚生労働省保険局国保課の伊藤善典課長、国民健康保険中央会の柴田雅人理事長からあいさつが行われました。続いて、医事評論家の水野肇さんを司会に、北海道奈井江町地域医療連携運営委員会委員長の方波見康雄さん、聖路加国際病院院長の福井次矢さん、元長野県芧野市保健師の伊藤美恵さん、前山口県柳井市長(国民健康保険中央会顧問)の河内山哲朗さん国民健康保険中央会常務理事の田中一哉さんによる座談会「健康づくりを効果的に進めるために~総合医の普及と地域保健活動~」が催されました。 また「これからの健康な町づくり ~健康・長寿 暮らしやすい町をめざして~」をテーマにシンポジウムが開催され、医事評論家の行天良雄さんを司会に、東京都日野市長の馬場弘融さん、広島県安芸太田町長の小坂眞治さん、佐賀県佐賀市保健福祉部長の中島敏道さんから国保事業の概要や保健事業への取り組み、今後の目標と課題についての発表がありました。これを受け、宮城県涌谷町町民医療福祉センター長の青沼孝徳さん、大分県由布市保健師(健康増進課所属)の森山操さん、厚生労働省保険局国民健康保険課保健事業推進専門官の光行栄子さんの3人の助言者から助言が行われました。
平成22年度全国市町村国保主管課長研究協議会 -健康な町づくり事業の発展向上を- 8月27日に九段会館で、国民健康保険中央会の主催で平成22年度全国市町村国保主管課長研究協議会が開催されました。 はじめに、国民健康保険中央会常務理事の田中一哉さんから主催者挨拶、厚生労働省保険局国民健康保険課長の伊藤善典さんから来賓挨拶がありました。 続いて、「医療保険制度・高齢者医療・医療提供制度」と題して厚生労働省大臣官房審議官の唐澤剛さんから講演があり、「病気になりやすい『性格』」と題して東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野教授の辻一郎さんから講演がありました。 シンポジウムでは「新・国保3%推進運動-保険料(税)収納率向上と保健事業-」をテーマに、司会者に筑波大学大学院ビジネス科学研究科 科長の江口 隆裕さん、助言者に国保収納率向上アドバイザーの小金丸良さん、厚生労働省保険局国民健康保険課国民健康保険指導調整官の渋谷亮さん、厚生労働省保険局国民健康保険課在宅医療・健康管理技術推進専門官の齊藤綾子さんとして、5人の発表者の方から、それぞれの市の国保事業の概要や保健事業・収納対策への取り組み、今後の目標と課題について発表を行いました。
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数字で見る国保医療費の動き(平成22年6月~22年8月審査分)
連合会日誌(平成22年8月1日~平成22年10月31日)