平成22年度事業報告・各会計決算など可決・承認
―徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会―

　平成23年７月26日、国保会館で徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会を開催しました
はじめに、原秀樹理事長は、「国民健康保険制度は、制度創設以来地域住民の健康保持増進はもとより福祉の向上にきわめて重要な役割をはたしてきたところであるが、保険財政は依然として危機的な状態に陥っている現状にある。国保については広域化と財政運営の都道府県単位化といった議論もなされている。安定的な保険制度の確保が求められるところであり、情勢の的確な把握に努めたい。今後とも共同目的達成のため努力をしていきたいので、引き続きご協力をお願いしたい」と挨拶しました。
　続いて、健康家庭表彰（徳島県知事表彰）として15保険者146世帯が、優良職員表彰（国保連合会理事長表彰）として４保険者６人がそれぞれ表彰されました。
　来賓挨拶を徳島県保健福祉部　森山次長からいただき、その後、議長に理事長を選出し、議案審議が行われました。提出した平成22年度事業報告並びに各会計歳入歳出決算等いずれも原案どおり可決・承認されました。　

平成23年度事業計画・予算等を可決・承認
―徳島県国保診療施設運営協議会総会―

平成23年5月21日、国保会館で徳島県国保診療施設運営協議会総会を開催しました。
　はじめに五軒家憲次会長から「3月11日に、東日本大震災が発生し、国保診療の多くの施設も大変な被害を受けてきた。地域住民の命を守るために、それぞれ尽力し、徳島の国保診療施設からも支援をしている。今回の震災に被災した方々に対して不眠不休で頑張って頂いている、医師あるいは看護師に心から敬意を表するものである。国保診療施設は山間・僻地ばかりと言っても過言ではない。高齢社会、限界集落、その周辺の中にあるということは事実であり、保険・医療・介護・そして福祉、そうした包括的な総合的なサービスを提供していかければならない。今後とも関係者の総力を結集し、直面する課題に対して、住民が安心・安全な生活ができるような環境作りに邁進していかなければならならいと考えている」と挨拶がありました。
　来賓挨拶を徳島県保健福祉部長寿保険政策局国保長寿医療課の赤星課長からいただいた後、平成22年度事業報告並びに歳入歳出決算の認定、平成23年度事業計画並びに平成23年度歳入歳出予算が可決・承認されました。
引き続き行なわれた国保会館において国保診療施設医師部会・事務部会合同会議を開催した。会議では、第35回徳島県国保地域医療学会について、メインテーマの決定や運営方法等について協議を行いました。

　　　第35回徳島県国保地域医療学会開催要領

担当職員の資質向上を図る

―自賠責保険損害調査のしくみを学習―

　平成23年7月22日、国保会館で第三者行為求償事務研究会を開催しました。この研究会は、国民健康保険給付費の適正化の重要な柱のひとつである第三者行為求償事務の実務および手続きについて、実務担当者職員の資質の向上を図ることを目的として毎年開催されています。
　徳島自賠責損害調査事務所の村瀬政治所長を講師に招いて「自賠責保険（共済）損害調査のしくみ」と題した講演を行いました。講演の後、国保連合会から委託書提出時の留意点と求償事務の手続きについて説明を行い、時効・自賠責保険残額との関係から委任状及び委託関係書類を迅速に提出いただくよう協力を求めました。

国保診療施設の向上をめざして

－国保診療施設事務部会－

　７月１４日～１５日、徳島市ホテル千秋閣で国保診療施設事務部会が開かれました。
　講演では、全国国民健康保険診療施設協議会の米田英次事務局長より「国保診療施設をめぐる諸情勢について」と題して講演があり、東日本大震災における国保直診施設の被災状況の報告、国保直診の当面の諸問題及び活動状況などについて説明がありました。
協議事項では、各病院・診療所での災害・防災などの計画・取組みについて、今後の対応等各国保診療施設から活発な意見が出されました。
　事務局からは、特定健診・特定保健指導について各国保診療施設の受診状況、国保診療施設所在地被保険者受診動向調査について資料説明を行いました。
最後に、来年度については三野病院の当番で、三好市で行うことが決定されました。