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NO.299号 平成24年8月号(平成24年8月31日配信)

 WEB版 阿波の国保 (2012年8月31日配信)

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☆徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会
☆国保連合会の動き
・第三者行為求償事務研究会

・国保診療施設事務部会
☆数字で見る国保医療費の動き(平成24年3月~平成24年5月審査分)
☆国保連合会日誌(平成24年5月1日~平成24年7月31日)

平成23年度事業報告・各会計決算など可決・承認
-徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会-


 平成24年7月24日、国保会館で徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会を開催しました。
 はじめに、原秀樹理事長は「国民健康保険制度は、制度創設以来地域住民の健康保持増進はもとより福祉の向上にきわめて重要な役割をはたしてきたところであるが、保険財政は依然として危機的な状態に陥っている現状にある。こうした中、市町村国保の運営に大きな影響がある高齢者医療制度の見直しについては、社会保障・税一体改革大綱において、高齢者医療制度改革会議のとりまとめ等を踏まえ関係者の理解を得た上で通常国会に後期高齢者医療制度廃止法案を提出するとされていたが、民主・自民・公明の3党合意により、社会保障制度改革国民会議において改めて議論されることとなった。また、審査支払機関を取巻く情勢としては、昨年の12月に衆議院決算行政監視委員会において、国保連合会と支払基金のレセプト審査事務について、保険者たる市町村に混乱をきたさないようにしつつ、統合に向けた検討を速やかに進めるべきと決議された。6月13日には厚生労働大臣から同委員会に検討結果の報告がなされて、関係者の理解が得られるような統合のあり方について引き続き検討がされることとなった。今後も審議状況等の動向を注視していかなければならない」と挨拶しました。
 続いて、健康家庭表彰(徳島県知事表彰)として18保険者143世帯が、優良職員表彰(国保連合会理事長表彰)として2保険者2人がそれぞれ表彰されました。
 来賓挨拶を徳島県保健福祉部医療健康総局の武田吉弘総局長からいただき、その後、議長に理事長を選出し、議案審議が行われました。提出した平成23年度事業報告並びに各会計歳入歳出決算等いずれも原案どおり可決・承認されました。

平成23年度事業報告・決算等を可決・承認
-徳島県国保診療施設運営協議会総会-

 平成24年5月19日、徳島市ホテル千秋閣で徳島県国保診療施設運営協議会総会を開催しました。
 はじめに中田丑五郎会長から「国保診療施設は地域住民の医療の確保や健康の保持増進に重要な役割を担っている。早くから医療と保健及び介護サービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムを実践し、医療費の適正化はもとより、地域医療の体制整備にも大きく貢献している。しかし、医師・看護師不足の問題、施設の再編・統合問題、財政運営の問題等依然として厳しい状況が続いている。高齢社会になり過疎が進む中で、地域住民のニーズは、住民がその地域で生活し一生を過ごす事ができる、安心・安全の確保だと思う。そうした意味で、これまでも予防と医療を一体的に提供してきた国保直診の果たす役割は、これからもますます大きくなるものと考えられる」と挨拶がありました。
来賓挨拶を徳島県保健福祉部医療健康総局長寿保険課の志田課長からいただいた後、新規会員加入の承認、平成23年度事業報告並びに歳入歳出決算がいずれも原案どおり可決・承認されました。
 引き続きホテル千秋閣において国保診療施設医師部会・事務部会合同会議を開催しました。会議では、第36回徳島県国保地域医療学会について、メインテーマの決定や運営方法等について協議を行いました。

担当職員の資質向上を図る
-国民健康保険と自動車共済について学ぶ-

 平成24年7月18日、国保会館で第三者行為求償事務研究会を開催しました。この研究会は、国民健康保険給付費の適正化の重要な柱のひとつである第三者行為求償事務の実務および手続きについて、実務担当者職員の資質の向上を図ることを目的として毎年開催されています。
 JA共済連徳島自動車損害調査部栗栖昭次長を講師に招いて「国民健康保険と自動車共済について」と題した講演を行いました。講演の後、国保連合会から委託書提出時の留意点と求償事務の手続きについて説明を行い、委任状及び委託関係書類を迅速に提出いただくよう協力を求めました。

国保診療施設の現状について意見交換
-国保診療施設事務部会-

 
平成24年7月12日~13日、三好市で国保診療施設事務部会が開かれました。
 1日目は、平成24年3月に入院棟改築工事が竣工した三好市国民健康保険市立三野病院の施設見学を行いました。
 2日目は三好市いやしの温泉郷において協議を行いました。地方公営企業会計制度の見直しに関する現状会計システムの管理方法について、各国保診療施設から活発な意見が出されました。
 事務局からは、特定健診・特定保健指導について各国保診療施設の受診状況、国保診療施設所在地被保険者受診動向調査について資料説明を行いました。
 最後に、来年度の事務部会については、美波町で行うことが決定されました。

数字で見る国保医療費の動き(平成24年3月~平成24年5月審査分)

国保連合会日誌(平成24年5月1日~平成24年7月31日)