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阿波の国保 NO.303号 平成25年8月号

 WEB版 阿波の国保

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☆徳島県国保連合会臨時総会
☆徳島県国保診療施設運営協議会総会
☆徳島県市町村保健師連絡協議会総会・研修会
☆四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保事務担当者研修協議会
☆第三者行為求償事務研究会
☆国保診療施設事務部会
☆市町村・国保組合国保事務担当者研修会
☆数字で見る国保医療費の動き(平成25年3月~平成25年5月審査分)
☆国保連合会日誌(平成25年5月1日~平成25年7月31日)

平成24年度事業報告・各会計決算など可決・承認
-徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会-
平成25年7月26日、国保会館で徳島県国民健康保険団体連合会臨時総会が開催されました。
 はじめに、原秀樹理事長から「国民健康保険制度は制度創設以来、地域住民の健康保持増進や保健・福祉の向上に重要な役割を果たしてきた。しかし、保険財政は依然として厳しい危機的な状態に陥っている。国においては、社会保障制度改革国民会議が設置され、経済財政諮問会議においては、骨太の方針として市町村国保の都道府県単位化など広域化が打ち出されている。一方、国保連合会においては、厚生労働省と国保中央会及び診療報酬支払基金との間で、システムの互換性を高めることや保険者番号を変えずに委託先を変更できるようにすること、審査の判断基準の統一化等の検討議論が進められている。本会においても、審査の査定率について、支払基金の徳島支部との比較も考慮に入れながら審査の充実強化に取り組んでいく」と挨拶がありました。
 続いて、健康家庭表彰(徳島県知事表彰)として19保険者330世帯が、優良職員表彰(国保連合会理事長表彰)として6保険者13人がそれぞれ表彰されました。
 徳島県保健福祉部の小谷敏弘部長の来賓挨拶の後、議長に原理事長を選出し、議案審議が行われました。提出した平成24年度事業報告並びに各会計歳入歳出決算等はいずれも原案どおり可決・承認されました。

平成25年度事業計画など可決・承認

-徳島県国保診療施設運営協議会総会-

平成25年6月8日、国保会館で徳島県国保診療施設運営協議会総会が開催されました。
 はじめに中田丑五郎会長から「国保診療施設は早くから医療と保健及び介護サービスを一体的に提供する地域包括ケアシステムを実践し、医療費の適正化はもとより、地域医療の体制整備にも大きく貢献している。しかし、医師・看護師不足の問題、施設の再編・統合問題、財政運営の問題等依然として厳しい状況が続いている。高齢社会になり過疎が進む中で、地域住民のニーズは住み慣れた地域で生活し、一生を過ごす事ができる、安心・安全の確保である。そうした意味で、予防と医療を一体的に提供してきた国保診療施設の果たす役割はますます大きくなるものと考えている。今後も、課題を克服しながら、住民が真に安心して暮らせる環境を確保していかなければならない」と挨拶がありました。
 来賓挨拶を徳島県保健福祉部長寿保険課医療保険制度改革担当の麻植塚佳彦室長からいただき、その後、議案審議が行われました。平成24年度事業報告並びに歳入歳出決算の認定、平成25年度事業計画と予算はいずれも原案どおり可決・承認されました。
 総会に引き続いて行われた国保診療施設医師部会・事務部会合同会議では、第37回徳島県国保診療施設地域医療学会のメインテーマや運営方法等について協議されました。

国民健康保険の現状と課題について協議
―四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保担当者研修協議会―
平成25年5月17日、徳島市のパークウエストンにおいて四国地区市町村・国保組合国保主管課長及び国保担当者研修協議会が開催されました。
 この研修協議会は四国地方国保協議会の主催で、各県持ち回りで開催しています。
 徳島県国保連合会の西成忠雄常務理事から当番県挨拶があった後、厚生労働省保険局国民健康保険課企画法令係の青木穂高係長から、「国民健康保険制度について」と題して講演が行われました。講演では、医療保険制度の概要、市町村国保の現状、平成24年度国民健康保険法の改正や社会保障と税の一体改革の基本的考え方などについて説明がありました。
 その後、厚生労働省の青木係長、県長寿保険課医療保険制度改革担当の麻植塚佳彦室長を助言者として、各市町村からの提出議題について協議しました。①徴収猶予について、②国保被保険者資格証明書の取り扱いについて、③柔道整復師の施術療養費の適正化への取り組みについて、④国保運営協議会委員の公益代表について、それぞれ協議が行われました。四国4県の出席者からは、取組みの状況や諸問題に対し活発な意見交換がなされました。

求償をめぐる問題点について学ぶ
-第三者行為求償事務研究会-
平成25年7月17日、国保会館で第三者行為求償事務研究会が開かれました。この研究会は、国民健康保険給付費の適正化の重要な柱のひとつである第三者行為求償事務の実務と手続きについて、担当職員の資質の向上を図ることを目的として毎年開催されています。
 弁護士法人ひまわり法律事務所の松尾泰三弁護士を講師に招いて、「求償をめぐる問題点」と題した講演が行われました。
 講演の後、国保連合会から委託書提出時の留意点と求償事務の手続きについて説明を行い、委任状及び委託関係書類を迅速に提出いただくよう協力を求めました。

国保診療施設の現状について意見交換
-国保診療施設事務部会-
平成25年7月11日~12日、美波町の国民の宿うみがめ荘で国保診療施設事務部会が開催されました。
 1日目は、各国保診療施設からの提出議題について協議し、事務局から特定健康診査の国保連合会処理件数について、国保診療施設所在地の被保険者受診動向調査について説明を行いました。
 その後、国民健康保険海陽町宍喰診療所の白川光雄所長から「海部郡における地域医療連携と宍喰診療所の役割」と題して講演がありました。講演では、循環器領域及び海陽町内の地域医療連携の現状や、連携医療機関としての宍喰診療所の役割などについて話されました。
 2日目は、海陽町国民健康保険海南病院の施設見学を行いました。

国保保険料(税)の収納率向上を目指して
―市町村・国保組合国保事務担当者研修会―
平成25年8月5日、国保会館で市町村・国保組合国保事務担当者研修会が開かれました。
研修会は、徳島県保健福祉部長寿保険課と徳島県国民健康保険団体連合会の共催により、国民健康保険制度並びに収納率向上、保健事業等について研修し、国保事業全般の充実強化を図ることを目的とし、開催されています。
 はじめに、「国保保険料(税)徴収事務の現状と課題」と題して、特定非営利活動法人LGNetの理事であり、長崎県平戸市で徴収を担当されている立木尚徳さんから講演がありました。講演では、平戸市の総務徴収班での取り組みや事例などについて話されました。
 講演の後、徳島県保健福祉部長寿保険課の新田貴子係長より国民健康保険事務について、国保連合会から特定健康診査・特定保健指導の法定報告について、高額医療費共同事業等について、データからみる徳島県内国保保険者の医療等の状況について、それぞれ説明しました。

数字で見る国保医療費の動き(平成25年3月~平成25年5月審査分)

国保連合会日誌(平成25年5月1日~平成25年7月31日)