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☆第37回徳島県国保診療施設地域医療学会 |
第37回徳島県国保診療施設地域医療学会
-ぬくもりあふれる地域医療をめざして-
平成25年10月27日、「ぬくもりあふれる地域医療をめざして ~地域で 安心して暮らし 生ききる~」をテーマに、第37回徳島県国保診療施設地域医療学会が開催されました。この学会は県内国保診療施設に勤務する人や、地域の保健・医療・福祉・介護に携わる人を対象に、地域医療及び地域包括ケアの実践と相互研鑽を図ることを目的として毎年開催されているもので、今年は国保診療施設関係者151人が出席しました。
開会式 開会式では、徳島県国保診療施設運営協議会の中田丑五郎会長(勝浦町長)、全国国保診療施設協議会徳島県協議会の沖津修会長(つるぎ町病院事業管理者)が主催者あいさつし、徳島県の飯泉嘉門知事(代読 長寿保険課医療保険制度改革担当 麻植塚佳彦室長)、徳島県国民健康保険団体連合会の原秀樹理事長(代読 工藤俊郎常務理事)から来賓あいさつがありました。 表彰式 開会式に続いて、国保診療施設事業の向上発展に功績があった者を表彰する、全国国民健康保険診療施設協議会会長表彰及び徳島県国民健康保険診療施設運営協議会会長表彰の表彰式が行われました。表彰された方々は次のとおりです。
パネルディスカッション
「ぬくもりあふれる地域医療をめざして ~地域で 安心して暮らし 生ききる~」をテーマに、日野谷診療所の横山靖浩所長を司会者、高知大学医療学系医学教育部門/医学部家庭医療学講座の阿波谷敏英教授、徳島大学大学院ヘルスバイオサイエンス研究部総合診療医学分野の谷憲治特任教授を助言者として、5人のパネラーが意見を述べ、出席者も含めて意見交換を行いました。
特別講演 高知大学医療学系医学教育部門/医学部家庭医療学講座の阿波谷敏英教授から「地域とともに育てる地域医療 ~高知県の地域医療の担い手の養成~」と題して、特別講演が行われました。地域医療のあり方について、これまでは医師1人が圧倒的な力を持つ「ウルトラマン」型地域医療が主であったが、地域においては、住民と等身大に向き合い、周りとも連携をしていく「アンパンマン型」の地域医療が求められていることや、高知大学で行っている地域医療教育、家庭医道場の取り組み、高知県全体で取り組んでいる地域医療研修等を紹介しながら、地域医療再生のための方策について講演がありました。
研究発表
研究発表は2部に分け、研究発表Ⅰの座長をつるぎ町立半田病院の須藤泰史院長、研究発表Ⅱの座長を那賀町立上那賀病院の平川和美看護師長とし、各施設から医師部門3題、リハビリ部門1題、看護師部門3題、事務部門1題 計8題の日頃の実践を通じた発表がありました。
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平成25年度厚生労働大臣・国民健康保険中央会表彰 ―永年の功績により晴れの栄誉に輝く―
厚生労働大臣表彰被表彰者
徳島県国民健康保険診療報酬審査委員会委員 和田 泰男 |
第26回国保被保険者健康づくり推進作品 本会では、県内の国保被保険者の健康づくり推進の一環として、県内小学校の児童を対象に「健康」をテーマに、ポスター・標語の募集を行っています。
第26回となった今回は、ポスター91点、標語429点の応募がありました。「自分の健康は自分で守る」そのためにどのようなことを心がけているのか、自由な発想で表現している作品が寄せられました。 選考会を9月19日に国保会館で行い、ポスターの部最優秀に八幡小学校6年矢部優花さんの熱中症予防を題材とした作品、標語の部最優秀に藍住南小学校2年村田優菜さんの「元気よく 走りだせる そのからだ」が選ばれました。最優秀作品については、国保被保険者の健康づくりに対する意識の高揚を図ることを目的に、本会の広報活動や保健事業に幅広く活用します。 なお、12月25日、26日に徳島市のシビックセンターで作品展を開催し、表彰式を行います。 |
平成25年度全国市町村国保主管課長研究協議会 ―国保制度諸課題について研究を深める―
8月28日、東京都の日本教育会館で、国民健康保険中央会の主催で平成25年度全国市町村国保主管課長研究協議会が開催されました。 |
第30回「健康なまちづくり」シンポジウム
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第53回全国国保地域医療学会
―徳島県から4題の研究発表― 今年で53回目を迎える全国国保地域医療学会が10月4日・5日の2日間、島根県松江市で「医療発祥の地から日本を動かそう ~地域包括医療・ケアを全国の都市へ~」をメインテーマとして開催されました。 徳島県からは国保診療施設運営協議会の中田丑五郎会長(勝浦町長)をはじめ、関係者17人が出席しました。 1日目の特別講演では元島根県立島根女子短期大学学長の藤岡大拙さんより「癒しの国・出雲」と題して講演がありました。 国保直診開設者サミットでは「日本の未来を見つめて ~国保直診が都市へ伝えるもの~」をテーマに、北海道奈井江町の北良治町長、長崎県国保平戸市民病院の押淵徹院長を司会者とし、5人の発言者が厚生労働省保険局国民健康保険課の中村博治課長の助言を交えながら意見交換を行いました。 2日目は、「地域包括医療・ケアを全国の都市へ ~神々の国・医療発祥の地から新たな地域医療神話を~」というテーマでシンポジウムが行われ、地域包括医療・ケアのあり方について意見が交わされました。 研究発表では、徳島県からつるぎ町立半田病院の吉田規江看護師・阿部明美看護師・平岡陽一薬剤師がポスター討論を行い、地域医療を守る会の石本知恵子副会長が口演発表を行いました。 |
数字で見る国保医療費の動き(平成25年6月~平成25年8月審査分)