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NO.284号 平成20年11月号(平成20年11月30日配信)

 WEB版 阿波の国保 (2008年11月30日配信)

News・・・
☆第50回全国都市国保主管課長研究協議会
☆厚生労働大臣・国民健康保険中央会表彰
☆「第21回国保被保険者健康づくり推進作品」入選者発表  

☆連合会の動き
・第48回全国国保地域医療学会

・市町村等介護保険担当者会議

国保診療施設開設者部会・医師部会・事務部会合同研修会

数字で見る国保医療費の動き(20年6月~20年8月審査分)
☆連合会日誌

収納率向上・特定健診・特定保健指導について意見交換

―第50回全国都市国保主管研究協議会―
平成20年7月24日から25日、東京九段会館において、全国都市国保主管課長研究協議会が開かれた。開会式では、主催者の国保中央会多田宏理事長が、後期高齢者医療制度や特定健診・特定保健指導について、「新制度の適正な実施について都市の役割と尽力について大いに期待している。国保中央会としても、出来るだけの支援をしていきたい」と挨拶された。
1日目は、厚労省の武田俊彦国保課長が「医療制度改革について」と題して、日本経済新聞社の渡辺俊介論説委員が「医療制度改革とこれからの地域医療」と題してそれぞれ講演された。
2日目は、筑波大学大学院ビジネス科学研究科の江口隆裕教授の司会で「新・国保3%推進運動―保険料(税)収納率向上と保健事業―」をテーマにシンポジウムが開かれ、全国5地区から都市の国保課長らが保険料(税)収納対策と保健事業の取り組みを発表した。厚生省国保課の森晴人国保指導調整官、国保収納率向上アドバイザーで社会保険労務士の小金丸良さん、厚生省国保課の掛川秋美在宅医療・健康管理技術推進専門官の3名による助言を交え、意見交換を行った。

永年の功績により晴れの栄誉に輝く

平成20年度厚生労働大臣表彰・国民健康保険中央会表彰者決定

第21回国保被保険者健康づくり推進作品「ポスター・標語」

入選作品決定

国保被保険者健康づくり推進作品

本会では、県内の国保被保険者の健康づくり推進の一環として、「健康」をテーマに「徳島県国保被保険者健康づくり推進作品」を県内小学校の児童を対象に、ポスター・標語の募集を行っている。
第21回目となった今回は、ポスター121点、標語637点の応募があった。
「自分の健康は自分で守る」そのためにどのようなことを心がけているのか、どのように心がけるのか、応募していただいた児童の皆さんが考え、思ったことがいきいきと表現されている力作が寄せられた。
9月22日国保会館で、選考会を行い、ポスターの部最優秀には吉野川市知恵島小学校6年立石明さん、標語の部最優秀には鳴門市里浦小学校二年亀井慎太郎さんの作品が選ばれた。
最優秀作品については、国保被保険者の健康づくりに対する意識の高揚を図ることを目的に、本会の広報活動や保健事業に幅広く活用する。
なお、入選作品については、平成20年12月25日、26日の2日間徳島市の「徳島シビックセンター」で作品展を開催し、入選者の表彰式を行う。

第21回国保被保険者健康づくり推進作品入賞作品

 

連合会の動き

徳島県から5題研究発表

―第48回全国国保地域医療学会―

10月17日から2日間、神奈川県横浜市において、「地域で暮らし、生きる 地域運動の推進~地域包括医療・ケアの更なる拡がりを求めて~」をメインテーマとして、全国国保地域医療学会開かれた。
国保直診開設者サミットでは「安心して暮らせる わが市、わが町、わが村を」をテーマに催され、4人の発言者が榮畑潤厚労省大臣官房審議官や岩﨑榮元日本医科大学教授の助言を交え、医療制度改革や特定健診・特定保健指導の実施を受けての地域包括医療について意見交換した。
徳島県からは全国国民健康保険診療施設協議会徳島県支部長三村經夫(半田病院事業管理者)をはじめ、17人が出席し、5人が研究発表を行った。

介護保険制度の課題を学ぶ

―市町村等介護保険担当者会議―

7月17日国保会館で、市町村等介護保険担当者会議が開かれ、関係者43人が出席した。
国保中央会介護保険部加藤宏治部長から、「介護保険制度をめぐる情勢について」と題して講演を受けた。介護保険制度における課題として、療養病床の再編・介護給付適正化等について話された。続いて、介護保険指導室金沢係長より、介護保険指導監査について説明を受けた。
本会からは、①介護給付費適正化事業について②審査支払業務等について③苦情処理業務等について説明を行った。

地域医療の再生は民主主義の再生

-国保診療施設開設者部会・医師部会・事務部会合同研修会-
医療保険制度改革や市町村合併等により、国保診療施設を取り巻く情勢が変化していく中、開設者、医師、事務長等が一堂に会して研修し、国保診療施設の健全な発展をめざすため、8月2日、ホテル千秋閣で国保診療施設開設者部会・医師部会・事務部会合同会議が開かれた。城西大学経営学部准教授伊関友伸さんより「試練の時代の地域医療―再生への処方箋―」と題し、夕張市総合病院が経営破綻に至った要因についての報告、また、夕張の医療の再生についての講演を受けた。講演のまとめとして、地域医療の再生が民主主義の再生につながること、また、現場の重要性について、現場にいる人達が自らを変革していく必要があると話された。

数字で見る国保医療費の動き(20年6月~20年8月審査分)

連合会日誌(平成20年8月1日~平成20年10月31日)