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NO.286号 平成21年5月号(平成21年5月31日配信)

 WEB版 阿波の国保 (2009年5月31日配信)

News・・・
☆徳島県国保連合会通常総会
☆徳島県保険者協議会
☆連合会の動き
  ・徳島県国保運営協議会会長連絡協議会
  ・平成20年度市町村・国保組合国保事務担当者研修会
  ・平成20年度健康リーダー研修会
  ・徳島県市町村保健師連絡協議会総会・研修会
  ・第22回徳島県国保被保険者健康づくり推進作品募集
☆ 数字で見る国保医療費の動き(20年12月~21年2月審査分)
☆ 連合会日誌

平成21年度事業計画・各会計予算など可決承認
―徳島県国民健康保険団体連合会通常総会―

 平成21年2月27日、国保会館において平成20年度徳島県国民健康保険団体連合会通常総会が開催された。総会開催にあたり、本会原秀樹理事長は「医療保険制度改革が行われ、後期高齢者医療制度や特定健診・特定保健指導などが始まり、我が国の医療保険制度は新しい局面を迎えている。本会として、国保制度の充実強化並びに財政安定に力を入れるほか、引き続き関係する諸制度の安定運営に寄与するなど、各種事業に全力で取り組んでまいりたい。また、審査支払業務の充実・介護保険業務・障害者自立支援給付費等支払業務についても、円滑かつ適正な業務運営に努めていくとともに、本会の設立目的達成、さらには保険者との共同目的達成に向け、一層健全運営に努力をしていきたい」と挨拶した。  続いて徳島県飯泉嘉門知事より来賓挨拶(徳島県医療健康政策局次長代読)をいただいたあと、議長に理事長を選出し、議案審議が行われた。提出した報告事項2件と平成21年度事業計画、各会計歳入・歳出予算等の議決事項28号はいずれも可決承認された。
平成21年度徳島県国民健康保険団体連合会事業計画

特定健診において詳細な情報交換と共有化を
―第8回保険者協議会―

平成21年4月28日、国保会館において第8回徳島県保険者協議会が各医療保険関係者の参加により開催された。  主催者として、徳島県保険者協議会の伊丹康裕会長が「各医療保険者と健診・保健指導実施医療機関との集合契約も成立し実施段階に入っており、昨年度の反省や結果を踏まえ、より良い制度にしていくことが出来るよう、各医療保険者間でより詳細な情報の交換や共有化を進めていきたい」と挨拶した。  その後、報告事項として平成20年度徳島県保険者協議会事業報告及び歳入歳出決算について、協議事項①徳島県保険者協議会運営規程及び徳島県保険者協議会作業部会運営要綱の一部改正について②徳島県後期高齢者医療広域連合の加入について③徳島県保険者協議会委員・作業部会委員の選任について④平成21年度徳島県保険者協議会負担金について⑤特定健康診査・特定保健指導等についての協議を行った。  最後に徳島県医師会島健二顧問から「糖尿病の患者を減らしていくためには特定健診の受診率を上げることが非常に重要であり、受診をしてもらうことが必要である」と助言を頂き、閉会した。

連合会の動き



国保制度の運営の長期的な安定・地域医療の充実をめざす
―徳島県国保運営協議会会長連絡協議会―

平成21年1月20日、徳島グランヴィリオホテルにおいて市町村保険者の国保運営協議会会長・委員及び国保関係者を対象に、徳島県国保運営協議会会長連絡協議会を開催し10保険者31人が出席した。この協議会は、国保制度の運営の長期的な安定と地域医療の充実を目指し、国保をめぐる諸情勢や課題等の共通認識を図ることを目的に実施している。  主催者の本連絡協議会日下良一会長は「急速な少子高齢社会が進展するなかで、高齢者や低所得者の加入率が高いという構造的な問題を抱え、市長村国保にとっては依然として厳しい運営が続いている。市長村単位の運営から都道府県単位の運営とすることにより財政の安定化を図るとした後期高齢者医療制度が施行されたが、様々な問題が浮上し、見直しの方向で検討されている。また、すべての医療保険者に特定健康診査、特定保健指導が義務付けられ、治療から予防の方向へと進んでいる方向にある」と挨拶した。  続いて、徳島県保健福祉部医療政策課国保医療室 小泉憲司室長、徳島県国民健康保険団体連合会 原秀樹理事長から挨拶をいただいた。  その後、①「国保料(税)収納率向上に向けた法的対応について」と題して、国保収納率向上アドバイザー大瀧敦子弁護士から、②「医療保険制度をめぐる諸情勢について」と題して、国民健康保険中央会伊藤秀理事から講演を受けた。


今後とも一丸となっての取り組みを
―平成20年度市町村・国保組合国保事務担当者研修会―

平成21年2月20日、国保会館において平成20年度市町村・国保組合国保事務担当者研修会が開催された。国民健康保険制度並びに収納率向上、保健事業等について研修し、国保連合会における事業全般及び国保新3%推進運動の充実強化に向け研修を行っているものである。  開催にあたり、徳島県医療政策課国保医療室 原田宏治室長補佐から「長寿医療制度の創設、特定健康診査及び特定保健指導の実施など、大きな変革の時を迎えている。新たな動きの中、保険者の方から、国保財政が昨年度より厳しくなった、特定健診等の実施に苦慮している等の話をお聞きしており、また国による医療費の安定化計画の指定市町村が11を超えるなど、様々な課題が生じている。今回の研修会を意義深いものにし、事務処理の参考としてより一層ご努力いただきたい」、本会伊丹常務理事から「国民健康保険制度は、急速な少子高齢化、医療の高度化により医療費の増嵩、疾病構造の変化等により運営基盤が苦難の局面を迎えている。国保関係者は今後とも一丸となって取り組んでいかなければならない」と挨拶があった。  続いて、岐阜県高山市保健部保険医療課橋本哲夫課長より、「国保の安定的運営をめざして 岐阜県高山市の取り組み~日本一広い市での、収納率向上・特定健診の円滑実施に向けた取り組み~」と題した講演を受けた。  その後、全国高齢者医療主管課長及び国民健康保険主管課長会議の概要、国保事務取扱について①高額医療・高額介護合算制度について②療養費請求方法の変更について③特定健康診査・特定保健指導についての説明があった。  また、特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準の一部改正についてでは、活発な質疑がされ、閉会した。


いきいきと活力ある高齢社会の構築をめざす
―平成20年度健康リーダー研修会―

平成21年1月23日、徳島県総合福祉センターにて平成20年度健康リーダー研修会が開催された。  豊かで楽しい老後を送るには、健康寿命を伸ばし、いきいきと活力ある高齢社会を構築することが大切である。この研修会は、地域社会において支援活動(ボランティア活動)を実施している老人クラブのリーダーを対象に、健康づくりと生きがい対策の一つの方策として位置づけし、習得した知識・技術をもって地域福祉の推進に寄与することを目的に実施された。  主催者として、本会伊丹常務理事より「老人保健から後期高齢者医療に制度が変わったが、すべての人が、公的な医療保険制度に加入し、いつまでも必要な医療を受けることができる、国民皆保険制度に変わりはない。この仕組みと、生活環境の改善、医学の進歩などにより、平均寿命は大きく伸びている。長くなったこの高齢期を、『第2の現役期』として、さまざまな形で社会との関わりを持ち、生きがいを持って、生き生きと過ごすことが豊かな人生につながっていく」、徳島県老人クラブ連合会片山寿雄会長より「参加の皆さんは各地区における健康リーダーであり、今日、いろいろな研修をされて、その結果を各地区に持ち帰ってそれぞれ研究し、健康という大切な問題についてご活躍頂くようお願いしたい」と挨拶した。  その後、有限会社斎藤酒造場 斎藤尚武代表取締役より「お酒の話~米と水と微生物のハーモニー~」として、酒税法、清酒造りにおける麹菌と酵母の働き、体に負担のかけない酒の飲み方について講演され、出席者全員で、酒を含ませた脱脂綿を使用し、バッチテストを行った。また、トクシマフィットネスラボ代表 関本真美さんより「進化するリーダーのための健康体操~若さを保つKEYは神経~」として、いすに座ったまま行えるフィットネスを体験した。体に負担をかけない程度に手足を動かし、神経を刺激することが、若さを保つためには重要であることを指導され、閉会した。


徳島県のがん対策を学ぶ
―平成21年度徳島県市町村保健師連絡協議会総会・研修会―

4月27日、国保会館で平成21年度徳島県市町村保健師連絡協議会総会が開かれ、平成21年度事業計画・収入支出予算等5議案について、可決承認された。議案審議の後、役員・新会員の紹介、また、各種委員会への委員の派遣報告が行われた。  総会終了後に研修会が開催され、徳島県保健福祉部医療健康政策総局健康増進課上野尊嗣先生を講師に迎え「平成21年度徳島県のがん対策事業について」と題し、講演をいただいた。




第22回徳島県国保被保険者健康づくり推進作品募集
★小学生による「健康」に関するポスター・標語募集★
(募集期間 平成21年6月15日~平成21年9月7日)

数字で見る国保医療費の動き

連合会日誌(平成21年1月1日~平成21年4月3日)