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NO.290号 平成22年5月号(平成22年5月31日配信)

 WEB版 阿波の国保 (2010年5月31日配信)


News・・・

☆徳島県国保連合会通常総会
☆連合会の動き
 ・徳島県国保運営協議会会長連絡協議会
 ・平成21年度健康リーダー研修会
 ・徳島県市町村保健師連絡協議会総会・研修会
 ・第23回徳島県国保被保険者健康づくり推進作品募集
☆ 数字で見る国保医療費の動き(21年12月~22年2月審査分)
☆ 連合会日誌

平成22年度事業計画・各会計予算など可決承認
―徳島県国民健康保険団体連合会通常総会―

 平成22年3月19日、国保会館において平成21年度徳島県国民健康保険団体連合会通常総会が開催されました。総会開催にあたり、本会原秀樹理事長は「国民健康保険は、制度創設以来、国民皆保険体制の中核を担うとともに、地域住民の医療の確保と健康の保持増進に重要な役割を担ってきた。医療保険制度改革が本格的に施行され、後期高齢者医療制度や特定健診・特定保健指導が実施されているところであるが、 昨年秋、 政権交代が行われ改革の方向性は大きく変わることとなった。後期高齢者医療制度の見直しについては、 明確な方向性は示されていないが、今後の議論によりどのような制度として再構築されるのか予断を許さない状況である。本会といたしましては、国保制度の充実強化並びに財政安定化に力を入れるほか、引き続き関係する諸制度の安定的運営に寄与するなど、各種事業に全力で取り組んで参りたいと考えている。審査支払業務においては、平成23年度のレセプトの原則オンライン化がいよいよ来年に迫っている。平成22年度においては、レセプト審査支払システム等の最適化の準備をすすめ、平成23年度からは、レセプト管理システム導入などにより、保険者における業務の軽減及び費用の削減、本会においても審査支払業務の効率化が図られるよう努めたい。国保を取り巻く状況は大きく変化しているが、今後も新しい制度に対応した各種システムの整備などを図るとともに、本会の設立目的達成さらには保険者との共同目的達成に向け、より一層健全運営に努力をしたい」と挨拶しました。
 続いて徳島県飯泉嘉門知事より来賓挨拶(徳島県長寿保険政策局長代読)をいただいたあと、議長に理事長を選出し、議案審議が行われました。提出した報告事項2件と平成21年度事業計画、各会計歳入・歳出予算等の議決事項22件はいずれも可決承認されました。

連合会の動き
国保制度の運営の長期的な安定・地域医療の充実をめざす
―徳島県国保運営協議会会長連絡協議会―

 平成22年1月21日、徳島グランヴィリオホテルにおいて市町村保険者の国保運営協議会会長・委員及び国保関係者を対象に、徳島県国保運営協議会会長連絡協議会を開催し18保険者31人が出席しました。この協議会は、国保制度の運営の長期的な安定と地域医療の充実を目指し、国保をめぐる諸情勢や課題等の共通認識を図ることを目的に実施しています。
 主催者の本連絡協議会日下良一会長は「急速な少子高齢社会が進展に加え、経済不況下での就職難による、高齢者や低所得者の加入率が高いという構造的な問題を抱え、市町村国保にとっては依然として厳しい運営が続いている。一方で、昨年の総選挙で新政権が発足し、国民皆保険の堅持と同時に後期高齢者医療制度を廃止し、新制度が検討されるという状況にある。今後とも誰もが安心して良質な医療を受けられるという国民皆保険体制を守っていくことが重要である」と挨拶しました。
 続いて、徳島県保健福祉部長寿保険政策局国保長寿医療課 鳥養美文課長、徳島県国民健康保険団体連合会 原秀樹理事長から挨拶をいただきました。
 その後、役員改選を行い、会長に日下良一(鳴門市国保運営協議会会長)、副会長に山子凱雄(三好市国保運営協議会会長)、梶野利男(石井町国保運営協議会会長)が再任されました。
講演Ⅰ「私の野球人生・健康人生」と題して、日本プロ野球名球会会員 有藤道世さんから、講演Ⅱ「医療保険制度をめぐる諸情勢について」と題して、国民健康保険中央会 田中一哉理事から講演を受けました。


いきいきと活力ある高齢社会の構築をめざす
-平成21年度健康リーダー研修会-

 平成22年1月27日、徳島県総合福祉センターにて平成21年度健康リーダー研修会が開催されました。
 豊かで楽しい老後を送るには、健康寿命を伸ばし、いきいきと活力ある高齢社会を構築することが大切です。この研修会は、地域社会において支援活動(ボランティア活動)を実施している老人クラブのリーダーを対象に、健康づくりと生きがい対策の一つの方策として位置づけし、習得した知識・技術をもって地域福祉の推進に寄与することを目的に実施されました。
 主催者として、本会伊丹常務理事より「政権交代によって新しい新制度が検討されると言われているが、すべての人が、公的な医療保険制度に加入し、いつまでも必要な医療を受けることができる、国民皆保険制度を堅持していかなければならない。国民皆保険制度や生活環境の改善、医学の進歩などにより、平均寿命は大きく伸びている。地域の中で中心となり、生きがいを持って、生き生きと過ごすことが豊かな人生につながっていく」、徳島県老人クラブ連合会片山寿雄会長より「参加の皆さんは各地区における健康リーダーであり、今日、いろいろな研修をされて、その結果を各地区に持ち帰ってそれぞれ研究して頂いている。自分のため、先輩、後輩が、介護認定を受けず、いつまでも元気な高齢者でいたれるために、健康保持の指導をお願いしたい」と挨拶しました。
 その後、佐野鍼灸院 佐野正弘さんより「秘伝?健康で長生きする方法」として、食・心・身体の養成について、講演されました。1.粗食2.感謝の気持ちを持つ3.頭寒足熱 を心がけることが、健康で長生きする秘訣であると話されました。
 また、トクシマフィットネスラボ代表 関本真美さんより「心と身体のボディケア体操」として、椅子に座ったまま、身体に負担をかけない程度に筋肉を使う運動が指導されました。姿勢正しく座ることで、筋肉が自然と鍛えられること、歳をとっても、自分の足で歩行できるために、筋肉量を保つことが大事であると指導され、閉会しました。


保健師に求められる政策立案能力について学ぶ
-平成22年度徳島県市町村保健師連絡協議会総会・研修会-

 4月26日、国保会館で平成22年度徳島県市町村保健師連絡協議会総会が開かれました。平成22年度事業計画・収入支出予算等5議案について可決承認され、役員・新会員の紹介、各種委員会への委員の派遣報告が行われました。
 総会終了後に行われた研修会では、兵庫県尼崎市企画財政局の中浦法善行政経営推進室長を講師に迎え「保健師に求められる政策立案能力について~尼崎市の取り組みから~」と題して講演をいただきました。


第23回徳島県国保被保険者健康づくり推進作品募集
☆ 小学生による「健康」に関するポスター・標語募集☆
(募集期間平成22年6月21日~平成22年9月6日)

数字で見る国保医療費の動き(平成21年12月~22年2月審査分)

連合会日誌(平成22年1月1日~平成22年4月30日)